2005年11月14日

 バッテリーの遮熱板を試作

batteryheatshieldplate01.jpg私の所有しておりますFZJ78は12Vバッテリーが1つ搭載されているのですが、エンジンルーム内にむき出しのまま置かれています。
そんな車は珍しくないのかもしれませんが、以前乗っていたFZJ80はバッテリーが遮熱板に囲まれていました。

聞いた話では、バッテリーの適温は20℃くらいだそうで、比重の温度も20℃が基準になっているそうです。また理論的な話ですが、20℃より高くても低くても充電値は下がるそうです。


batteryheatshieldplate02.jpgFZJ78本来の使用目的地は極暑の国なはずで、そこで使われるのにはバッテリーをどう遮熱しようが無駄なこと?(笑)なのかもしれませんが、国内で使うなら遮熱も多少は意味があるかなと思い、またバッテリーは熱くても寒くても寿命に影響が少なからずあるそうなので、アルミ板を試行錯誤しながらカットして、エンジンの熱を遮熱する板を付けてみました。
なるべく簡単に作れることを第一に考えて、0.6mm厚のアルミ板を薄い金属ならカットできるハサミを使って適当に採寸しながら現物合わせ的に作りました。
結果は…デキはちょっとイマイチ(苦笑)
まあ今回は試作第1号と割り切って作りましたので、これを足掛かりにより効果が出るモノにしていけたらと思ってます。
なおアルミの断面が薄いので安全のためにゴムの縁取りを被せてあります。アルミ板は1000mm×600mmくらいで2600円、縁取ゴムは1000mm分で360円くらいでした。


batteryheatshieldplate03.jpgどうもアルミが反射してうまく撮せませんでした(汗)
さて効果の程は…温度計が無かったので実際の効果を数値で表せないのが残念ですが、30分程走った後に遮熱板の外(エンジン側)とバッテリー自体を触り比べてみた感じでは、温度差を感じたので効果はアリと感じました。
でもまだまだもっとイケるかなと感じる部分も…今後の展開は、

1.第1号に遮熱材(断熱材?)を付加する
2.もっと厚めのアルミ板で第2号を作成
3.天板も作成して囲んじゃう

なんてことを考えてます。まずは簡単に断熱材付加かな。
また後日施工したらレポートします。


batteryheatshieldplate04.jpgところでバッテリー端子からの電源コード取り出しって皆さんどうされてますか?
私は後付のフォグやパワーウインドウ、AC/DC電源や無線機やレーダー等々…たくさん付けてましてそれらはみんなバッテリーからの直取りです。アーシングが普及して、マイナス側の増設端子はたくさん見受けるようになりましたが、プラス側って…以前はたくさんの取り出し端子を共締めしてましたが、ネジが締まらなくなるくらいでして…そんな時にカー用品屋さんで見つけたのがこの端子、エーモンというメーカーの電源取出ターミナルです。
マイナスはむき出しでも構わないようですが、プラスは触れると感電や漏電が問題なのでカバーが付いています。
私の場合は取り付けにちょっと加工が必要でしたが、簡単に複数の取り出しが出来てナカナカ良いです。



ランドクルーザーマガジン 定期購読 1年










 このページのトップへ