2006年05月30日

 サブコンチューン

e-manage01.jpg私のFZJ78は購入当初から以前乗っていたFZJ80より遅く感じました。
以前のFZJ80は吸気(スロットル)・点火系から排気までチューンしてあり、オートマ車でしたが結構速い車に仕上がっておりました。それに比べてFZJ78は特に大きなチューンはしていないのですが、海外仕様の1FZ-FEマニュアル車という観点イコール速くて当然ではないか?という思い込みからしますと遅く感じるのが不思議でしかたありませんでした。
FZJ78なんて車を速くしてどーすんだ?って声も聞こえそうですが(苦笑)でもココ一番で思い通りの加速をして欲しいっ!という瞬間でも「ずぉぉぉ〜〜〜」っと大陸的で大らかな加速をするコイツを、自分の好みに近づけてみたいなと思ったんです。

そこで、同じ1FZ-FEエンジンのFZJ80をチューンするのがお得意なM&P HOUSEさんに相談したところ、FZJ78の仕様と実車の現状からして燃調と点火タイミングのチューニングをしたら効果があるよ、とのお話から「e-manage」というサブコンチューンのご提案をいただきまして、速くなるのなら付けてみるか〜!と装着をお願いしました。

製品の装着からセッティング完了まで、数日車を預けました。その間たった数日ですが、78が居なかった駐車場を見る度に寂しかった自分が少し可愛くて少し情けなかったです(苦笑)
週末前に装着&セッティングが終わり戻って来ましたので、早速週末に数十キロですが走ってみました。
まだ少ししか走っていませんが、早速インプレを書いてみたいと思います。

まずエンジン始動。これは特に変わったことはなく普通に始動。
続けてアイドリング。以前から少しムラがありましたのでナントモ…。
次にアクセルをアオってみます。お!これは変化ありました。無負荷での回転上昇は以前より確実に軽くフケ上がるようになってます♪

その後走った感じは…
まず1000〜2000回転までの立ち上がりは、チューン前と比べて加速に掛かる時間が短くなりました。感覚的には回転上昇が軽くなった感じです。
「劇的に」と大げさに言える程大きく変わったとまではないのですが、チューン前がどちらかというと後ろから押しつけられる感じでゆっくり加速したのが、チューン後は軽めに上昇していく感じです。
違う言い方で言いますと、トルク感はやや薄くなったかもしれませんが、アッサリと素早く回転が上昇していきます。
そして2000〜4000回転以上、この間の立ち上がりはとても素早くなりました。チューン前のモッサリ加速とは違い、引っ張られるように素早く加速していきます。

上記コメント内の「後ろから押しつけられる感じ」と「引っ張られる感じ」のニュアンスが伝われば変化が理解されやすいかな…無理かな〜(^^;)

今までの私の運転スタイルは、エンジン回転上昇が少しダルなこの車に無意識に合わせるようになって、シフト操作はどちらかと言えばサボリ気味、例えば5速40kmエンジン回転数は1000rpmちょっとからでもそのままずーーーっとアクセルを踏んでゆっくり加速させるようなことが多くなっていたのですが、今後はもう少しシフト操作を積極的にしてみたいなと思えるようになりました。

あとは…まだ乗り込んでみないと解らない部分もあるので今後継続してレポしたいと思います。


今回取り付けた機器と作業は以下のものです。
・e-manage本体
・点火ハーネスキット
・ワンタッチコネクタ(+コネクタ加工)
・AF測定用アダプタ溶接取付
・マップ<データ>製作(実走行)

この「e-manage」チューン、興味がお有りでしたら詳細等はM&P HOUSEさんにお問い合わせください。
価格は…リーズナブルと言えるかどうか個人的価値観の違いで大きいと思いますが、1FZガソリンエンジンのチューンで大きな進化を体感できると思います。

なお、FZJ78は国内のFZJ80と比べて年式や仕向地によって仕様違いが多く、またO2センサーが付いていない(フィードバックもされていない)事から「「e-manage」のデータは現車合わせとなるようです。


今後は燃費の変化も気になるところで、結果が出たら追記します。

もっと詳しくは直接ご連絡いただくか、今週末のF3に来てご覧いただければとも思います(^^)



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