2006年07月27日

 e-manage効果カモ

e-manage装着後、600km程走行して燃費計測した結果ですが、高速道路80%(うち40%渋滞ノロノロ走行)一般道20%、全体でエアコン使用率30%という走行条件で、燃費は6.7km/Lでした。
FZJ78としてはかなり良い結果が出ていると思います(^^)

これからの夏の時期はエアコン使用が多くなり燃費悪化は確実ですが、涼しくなってから目指す燃費は8km/L台!
走り方も含めてゼヒ達成させてみたいです。


チューナーさんに教えていただいたのですが、我がFZJ78はほぼ同じエンジン1FZ-FEを積む国内のFZJ80とエンジン制御方式が違い、それが結果e-manageチューンに向いているそうです。
ちなみに国内FZJ80は「Lジェトロ」ですが、私の海外仕様FZJ78は「Dジェトロ」になってます。

吸気管に入った空気をセンサーに通して実際の空気量を測る「Lジェトロ」に対して、吸気管内(サージタンク)の圧力を測ってECUに吸入空気量を「予測」させるのが「Dジェトロ」です。
強引な記述かもですが…

「Lジェトロ」のメリット :正確な空気流入量を測れる
        デメリット:複雑で高価なエアフロセンサーが必要
「Dジェトロ」のメリット :エアフロセンサーが無いので吸気抵抗が無い
        デメリット:あらかじめECUに詰め込んだ理論計算式より吸入空気量を求めるのでアバウト

どちらも良し悪しがありまして、でも最近ではECUの理論計算式が時代と共に精度が上がり優秀になってきたのと、センサー等のコストの面からも「Dジェトロ」が主流のようです。

他にもエンジン回転数やスロットル開度などからECUは理想空燃比な結果になるように必至に計算をして燃料の量や点火タイミングなどを制御するんですが、吸入空気量のセンサー信号をe-manageにて変化させてECUに伝えた場合に、計算で理想空燃比を求めるのがお得意な「Dジェトロ」のがチューンの結果を出しやすいようです。
更に、O2センサーも無く空燃比フィードバックが無い我がFZJ78は、よりECUを騙しやすいみたいです。

しかし、なんでほぼ同じエンジンなのに国内FZJ80と制御方式が違うのか…素人の私には良く解りませんが、時代が違うのと(ECU)、コストダウン(エアフロ)の結果なのかもしれません。


※ちなみに国内FZJ80でもe-manageチューンの効果はモチロン出せるようですので誤解無きよう…センサー類からのフィードバックやECU学習機能とより多くの格闘が必要になるそうですが(^^;)



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